これで失敗しない！玄関ドアの種類とメリット・デメリット

※本記事は、2018年4月11日時点の情報になります。

こんにちは。敷島住宅のインテリアコーディネーターです。

家に帰るとき、家を出るときに必ず通るのが、玄関のドアです。例えばこの玄関ドアが、デザインも好みではなく、使い勝手も悪く、求めている機能もなかったらどうでしょうか？毎日通る玄関のドアだからこそ、満足できる素敵なものを選びたいものです。大切な玄関のドア選びで失敗しないために、今回は、玄関ドアの種類とそのメリットとデメリットをご紹介します。

玄関ドアは大きく「開き戸」と「引き戸」に分けられます。以下では、この二種類のドアについてお話しします。

1 開き戸
2 引き戸

開き戸

開き戸とは、蝶番などで止められている部分を支点として、前後に開閉するドアです。扉が一枚のものを「片開きドア」、二枚のものを「両開きドア」と言います。さらに、開き戸の中でも、通常のドアの横に、袖と呼ばれる採光用のガラス窓などがついている「袖付きドア」や、袖の部分が開閉できる「親子ドア」があります。

片開きドア

YKK AP　防火ドアGシリーズヴェナート K13 片開き

片開きドアは最も一般的な玄関ドアです。豊富なデザインや種類から選べます。ドア一枚分のスペースがあればよいので、間口が広く取れない場合にも適しています。

両開きドア

YKK AP　ヴェナート U07 両開き

両開きドアは、二枚のドアを左右対称に大きく開けられるため、高級感や開放感が演出できます。ドア二枚分の場所が必要なため、広めの間口が必要です。

袖付きドア

YKK AP　ヴェナート K02 両袖FIX

袖付きドアは、片方に袖が付いている「片袖ドア」と、左右両方に袖が付いている「両袖ドア」があります。袖があることによって、暗くなりがちな玄関にも多くの光を取り込めるため、開放的で明るい玄関を作れます。また、デザイン性も高く、オシャレな玄関になるでしょう。片開ドアに比べて、袖の分の間口が必要になります。

親子ドア

YKK AP　ヴェナート S07 親子

普段使うドア（親）と、間口をひろく開放したいときに開く袖（子）の二枚を組み合わせたドアです。袖の部分を開閉することが可能なため、ピアノや本棚などの大きな家具の搬入の際や、車いすでの出入りの際に、「ドアが狭くて通らない」というトラブルを防ぐことができます。

開き戸全体の特徴としては、気密性や防犯性が高いことが挙げられます。また、選ぶ種類によっては、費用も抑えられるでしょう。

しかし、開閉の際の前後のスペースを考慮しなければならないことと、高齢の方にとって開閉しにくいことを注意しなければなりません。

引き戸

YKK AP　防火ドアGシリーズコンコード B05

引き戸とは、横にスライドして開閉するドアを指します。引き戸は和風の家屋でよく見られましたが、最近ではスライディングドアとも呼ばれ、デザイン性の高い洋風の家の玄関にも多く取り入れられています。引き戸は、開き戸と違い、前後に動かないため前後のスペースを取る必要がありません。また、開き具合を調整できるため、少しだけ開けておいたり、全開にしたり、フレキシブルな使い方ができます。また、高齢の方や車いすの方にとって、少ない力で簡単に開けられるため、玄関ドアに引き戸を選ぶ方も増えています。

しかし、引き戸の場合は、引き戸を引き込むスペースが必要なため、間口を広く取らなくてはなりません。また、開き戸に比べて一般的に気密性が取りにくいため、玄関ドアとして引き戸を選ぶ際は注意が必要です。

今回は、大切な玄関選びの際に知っておきたい、玄関ドアの種類とそのメリット・デメリットをご紹介しました。

当社の分譲住宅では、RêveはLIXIL（リクシル）、GRÂCEは LIXILとYKK APの2つのメーカーから玄関ドアをお選びいただけます。

多彩なデザインと高断熱性能、Rêveの玄関ドア・サッシ

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皆さんのこだわりに合ったデザインと機能の玄関ドアを選んで、外出も帰宅も楽しくなるような家にしてください。