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2018年9月23日

「地盤補強工事」とは?工事内容と重要性を解説

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

新しく家を建てると決めたとき、地盤が強いか弱いかはとても大事ですよね。
もし調査で地盤が弱いことがわかっても、その土地にあった地盤補強工事を行えば、安心して住むことができます。
「でも、地盤補強工事ってなにをするの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、地盤補強工事についてご紹介します。

地盤補強工事とは

地盤調査の結果、地盤に問題ありと判断された場合、建物の地盤沈下を防ぐために、補強工事が必要となります。
表層の改良や湿式柱状改良等により地盤を補強します。

表層改良工事

表層改良工事とは、表面の土より2mくらいまでの軟弱な地盤に対して補強する工事です。
まず地盤改良専用のセメント系固化材を使用し、地盤の土と混ぜ合わせて人工的な地層を作ります。
これを表面下より2mほどの地層に施工することで地耐力を向上させることが可能です。

湿式柱状改良工事

湿式柱状改良工事とは、表面の土より6mくらいまでの軟弱な地盤に対して補強する工事です。
こちらは、セメント系固化材と水を混ぜ合わせた固化液を柱状に注入し、複数の強化した柱で地耐力を向上させます。

敷島住宅の地盤調査と地盤補強工事

地盤調査

当社では地盤調査として、SWS(スウェーデン式サウンディング)試験と言われる方法が実施されます。
鉄の棒を地面に突き立てて、どのくらいの重さを加えると地面に貫通するのかを測定し、これらのデータをもとに地耐力というものを測定します。
さらに必要に応じて、高精度なSRS(ラムサウンディング)試験も実施します。
こちらは重さを加えて測るのではなく、50cmの高さからハンマーで打撃を与え、20cm貫通するごとの打撃回数を測定し、地耐力を計測する方法です。

地盤調査については、こちらに詳しい記事がございます。
地盤調査をする必要性はある?地盤調査が重要な理由を解説!

地盤補強工事

調査の結果、その地盤が軟弱であるという結果が出た場合には、表層改良や湿式柱状改良などにより地盤の補強を行います。
いずれも定められた設計・施工仕様のガイドに沿って地盤補強の専門業者が施工し、工事報告書の提出も行っています。

地盤保証

地盤保証とは、一般的に住宅地盤の調査会社や地盤補強工事会社、保証会社などが、地盤業者が行った地盤調査および地盤補修工事が原因で基礎や建物が沈んで損壊した場合、その壊れた建物および地盤の修復工事を行うことを約束したものです。
敷島住宅の分譲では、第三者機関である「ジャパンホームシールド(株)または、「地盤ネット(株)」による「20年間の地盤保証書」をお付けしていますので、ご安心いただけます。

地盤保証について詳しいことをもっと知りたいという方は、こちらの記事をどうぞ。
住宅の基礎が肝心!?「地盤保証」について説明します

 

ここまで、地盤補強工事の内容と当社の調査と工事についてご紹介しました。
地盤補強工事は、地盤沈下や地震などの災害から家を守るためにも、非常に重要になります。
ぜひ、この記事を参考にしてください。

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