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2018年8月25日

住宅の基礎が肝心!?「地盤保証」について説明します

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

「地盤保証って何」
と、これから住宅の購入をお考えの方の中には地盤について気になっている方も多いのではないでしょうか。
住宅の購入の際にはしっかりと土地についても調べ、地震にも負けない家を建てたいものです。
また、地盤保証とは何なのでしょうか。

そこで、「建物を支える地盤」とその保証についてご紹介いたします。

そもそも地盤とは

地盤とは、「建物を支える基礎となる土地」のことをいいます。
建物を建てる立地を選ぶ上で、建物を建てられる広さや交通の利便性などの観点で「土地」を評価します。一方、その土地の強さについて評価する際には「地盤」として呼ばれるようになります。

建物の住宅の強度を測る上で、構造に注目することが多いですが、その強度を支えているのは基礎である地盤です。
長くその家に住むためには、地盤についてもしっかりと調べておきたいものです。

地盤保証とは

地盤保証とは、一般的に住宅地盤を調査をする会社や地盤補強工事を行う会社、保証会社などが、地盤業者が行った地盤調査および地盤補修工事が原因となって基礎や建物が沈んで損壊した場合、その損壊した建物および地盤の修復工事を行うことを約束したものです。
保証の対象となる事故や保証する金額などの保証内容は、どこが保証をするのかによって様々です。
地盤の調査が適切になされていない場合や、地盤に合った建設が行われていないと、地震が起こったときに、思わぬ事故にもつながってしまいます。

一般的な地盤保証の種類

保証会社が地盤業者を傘下に持つ場合

この場合、保証会社が保険会社と10年契約の保険契約をし、そして、保証会社が建設会社に10年保証をしていることが多いとされています。
被保険者が保険会社のみとなっているため、万一保証会社が倒産してしまうと保証や保険の適用を受けられない可能性が高いといえます。

地盤業者自ら保証を行う場合

この場合も前述同様、地盤業者が保険会社と契約、そして建設会社に保証をするというものです。
被保険者が地盤業者のみであるため、万一地盤業者が倒産してしまうと、保証や保険の適用を受けられない可能性は高いといえます。

建設会社の団体も被保険者になる場合

この場合は、保険会社が、保証会社と建設会社が会員の社団法人と契約し、保証会社が建設会社を10年保証します。
既に紹介した2つのケースでは、被保険者が保証会社や地盤業者のみであったため、万一その会社が倒産すると保険や保証の適用がされにくいですが、今回の場合は、社団法人が被保険者として存続していれば保険の適用を受けることが可能になります。

敷島住宅の分譲の地盤保証

弊社では、第三者機関である「ジャパンホームシールド(株)または、「地盤ネット(株)」による「20年間の地盤保証書」をお付けしていますので、ご安心いただけます。

 

以上、建物を支える地盤について紹介いたしました。

地盤とは建物の強度にかかわる大変重要な要素の一つです。
そのため、地盤の調査はしっかりとし、その上で地盤保証を利用して損害に備えることをおすすめします。

分譲住宅の購入を検討している方は、ぜひ一度敷島住宅にご相談ください。

執筆者/敷島住宅企画設計部
執筆者/敷島住宅企画設計部
敷島住宅設計部が執筆者です。お客様の住みやすさを考えた暮らし方提案をしています。
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