部屋の印象を決めるカーテンの種類と特徴とは

こんにちは。敷島住宅のインテリアコーディネーターです。

新築をお考えの方にとってお悩みの点は、インテリアではないでしょうか。
インテリアの中で、カーテンはデザイン性や機能性など重要な役割を果たしています。
そのため、カーテン選びは慎重に考える必要があります。
カーテンには様々な種類があり、それぞれに特徴があります。
そこで今回は、カーテンの種類を取り上げ、それぞれの特徴をご紹介します。

1 ダブルカーテン
2 ロールスクリーン
3 シェード
4 プリーツスクリーン
5 ブラインド
6 最後に

ダブルカーテン

カーテンというと、一般的にすぐ思い浮かぶのがこのタイプです。
レースカーテンと厚地のカーテンが二重になっているものを指し、遮熱と保温に優れています。
光を通さない遮光性能、音を通しにくい遮音性能、熱を通しにくい遮熱性能、室内の熱を外に逃がさない保温性能など、機能性に優れた商品が選べるのも特徴的です。

ロールスクリーン

ロールスクリーンは、上部で巻き上げるタイプのカーテンです。
一般的なカーテンは、左右から開け閉めしますが、ロールスクリーンは上下で巻き上げて開け閉めする点が大きな違いです。
そのため、窓の周りがスッキリと美しく見えます。
ロールスクリーンは、窓だけでなく部屋の間仕切りとしてや_、扉の無いシューズクロークやパントリーなどお客様に見せたくない収納を隠すためにも使えます。

カジュアル、エレガント、和風など様々な素材や雰囲気の種類があります。
色も多くあるため、ご自分の好みに合った種類がきっと見つかるでしょう。

シェード

シェードは、ロールスクリーンと似たつくりで、水平に布をたたみながら上下するカーテンです。
ロールスクリーンと同じく、窓際がスッキリと美しく見える点が特徴です。
裾から折り上げていくタイプが一般的ですが、全体に横方向のタックを取りながら折り上げるタイプ、裾からバルーン状にふんわりたくし上げるタイプなど、開き方にバリエーションがあります。
使われる布には多くの種類があり、生地の持つ本来の魅力を楽しめます。

ただし、上下の調節に少し手間がかかるため、使用する窓の大きさには注意すると良いでしょう。

プリーツスクリーン

プリーツスクリーンは、ジャバラ状の生地を上下に開け閉めするカーテンです。
素材は、和紙や不織布など様々な種類があり、色や風合いを楽しめる点が特徴です。
趣のある和室で使用される場合が多いようですが、モダンな洋室でも使用できます。
プリーツスクリーンの断面をハニカム（ハチの巣）状にしたハニカムスクリーンなど、見た目だけでなはく断熱性に優れた商品も出ています。

ブラインド

ブラインドには、スラットと呼ばれる羽根が横に配置されている横型と、縦に配置されている縦型があります。
どちらもスラットの角度を調整することで、日差しの入り具合を調整したり、視線を遮ることが自在にできる点が優れています。
スラットの材質により見た目や質感が変わり、色やサイズのバリエーションも豊富です。

横型ブラインドは上下の光の調性に向いており、日の高い昼や夕方の強い日差しを、角度を変えるだけで遮ることが可能です。