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2019年1月30日

企画設計担当が解説!モデルハウス施工事例~インナーバルコニーのある家~

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

私ども企画設計部はお客様と一緒に考えて設計する注文住宅の他にも、分譲地のコンセプト提案や、そのコンセプトを具体化したモデルハウスの設計を行っています。

前回はルーフバルコニーのあるモデルハウスについてご紹介いたしました。
企画設計担当が解説!モデルハウス施工事例~ルーフバルコニーのある家~

今回のブログではインナーバルコニーについて、設計者の目線からご紹介したいと思います!

インナーバルコニーのある家

インドアでアウトドアを楽しむためのスペースは全部で3つ。
今回はその中のインナーバルコニーについてご紹介します。

 

 

さて、今回ご紹介するモデルハウスは、「インドアでアウトドアを楽しむ」という分譲地のテーマに沿って2階にインナーバルコニーを設けた住宅となっています。

 

 

インナーバルコニーとは、一般的には建物の内側へ奥まり、屋外になっている屋根付きのバルコニーのことをいいます。中には完全に屋内のスペースとして使用している場合にも用いることがあり、今回は後者のパターンを取り入れてみました。前々回のブログでご紹介させていただいたサンルームのイメージに近いかもしれませんね。
企画設計担当が解説!モデルハウス施工事例~ハンモック付きサンルームのある家~

なぜそうしたかは後でご説明させていただきます。
そんなインナーバルコニーを取り入れたモデルハウスについて、さっそく外観からご紹介していきます!

外観

 

今回のモデルハウスの外観は、グレーベージュ系の外壁をベースに、ダークブラウン系の外壁を合わせたツートーンで、和モダンテイストの外観としています。

外観のアクセントに木調たて格子を取り入れ、玄関ドアも同色で揃え、画像右下の機能門柱も同系色としいる為、全体に統一感のある外観となっています。
ポーチ階段には安全を考慮し、手摺を設置しています。

玄関

それでは、外観の次は屋内空間へと移ります。

 

 

こちらは玄関を入って正面の写真です。
左側に写っている、壁に埋め込んだ照明がアクセントになっています。
正面に見えるスペースがシューズクロークです。
シューズクロークについては前回の『ルーフバルコニーのある家』でもご紹介させていただいています。
その他にもシューズクロークに関して紹介させていただいているブログもございますので、宜しければご覧になってください。
玄関のごちゃつきを解消したい!シューズクロークの魅力
シューズクローク特集!~敷島住宅の分譲住宅モデルハウス施工事例

LDK+タタミコーナー

続いてはLDK+タタミコーナーのご紹介です。

今回のモデルハウスは、LDKの一角にタタミコーナーを設けたプランとしています。

 

 

写真手前がリビング、左奥がキッチン、真ん中奥がダイニング、右奥がタタミコーナーです。
建材はブラウン系でまとめ、全体的に落ち着いた雰囲気としています。
写真右のTVボードと収納は造り付けのもので、TVボードと収納の間の壁には調湿・消臭効果のあるエコカラットを採用し、LDKのアクセントとしてTVボードと共に高級感を引き立てています。
エコカラット以外にも調湿機能のある壁材がございますので、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
ジメジメ湿気をなくしたい!新築の湿気対策には調湿機能をもった壁材がおすすめ

 

 

タタミコーナーは腰掛けたり、ごろ寝をしたり、お子様の遊びスペースなどとして利用可能で、キッチンからも見やすい位置にあり、料理中でも様子を伺うことができます。和室と違い間仕切りが無い為、部屋を広く見せる効果もあります。

 

 

ダイニング横にはカウンターを設置。(写真中心奥)
パソコン・スタディコーナーなどとして利用可能で、上部にも奥行の浅いカウンターを設置している為、小物を置くなどアレンジして飾っていただけます。

寝室

それでは2階に移りまして、寝室3部屋のご紹介です。

まずは子供部屋2室です。

 

 

2室ともホワイト系のクロスを使用し、清潔感のある明るい印象に仕上げています。
それぞれピクチャーレール(1枚目右・2枚目左)を取り付けており、額縁に入れたお好みのポスターや絵画などをフックに掛けて吊り、オシャレに飾ることができます。壁に穴を開けずに飾ることができる為、レールの範囲であれば自由に移動・取り替えが可能です。

続いて主寝室です。

 

 

子供部屋と比べると落ち着いた雰囲気で、写真左のクロスがアクセントになっています。
写真奥には今回のメインとなるインナーバルコニーが写っています。インナーバルコニーの説明は次の項目でさせていただきますので、是非最後までお読みください!

カウンターはLDKのTVボードと同じ建材を使用し、カウンターとしてだけでなく、同じようにTVボードとしても利用できます。
1階のTVをお子様に独占されても心配ありません!
落ち着いた空間でベッドに寝転びながら好きなものを見る。
私なら確実に夢の世界へ旅立ってしまうでしょう…。

インナーバルコニー

それでは最後に冒頭でもご紹介しましたインナーバルコニーです。
冒頭でも書きました、なぜ今回インナーバルコニーを屋内スペースで計画したのかですが、
このモデルハウスを建築している立地に関係があります。

 

 

エリアを色分けしている図でインナーバルコニーエリアとしている並びは、高速道路に最も近い並びになり、非常に交通量の多い道路の為、粉塵等の飛散が気になってしまいます。屋外タイプだと屋根はかかっていますが常に外気に接している為、洗濯物が粉塵の影響を受ける恐れがあります。その旨を考慮し今回は屋内スペースとして計画しました。

 

 

今回のインナーバルコニーは、主寝室とベランダの間に計画しています。
「私は粉塵なんか気にならないからベランダに干す!」という方には不要なスペースかもしれません。
メインは洗濯物を干すスペースとして計画していますが、主寝室紹介の写真のように引き戸を開け放てば主寝室の一部になり、椅子を置き読書をしたり、ご夫婦で晩酌するなど、リラックススペースとしても活用できますので、無駄なスペースにはなりません。

写真上に写っているのが洗濯物を干す時に便利なホスクリーンです。
使用しない時には格納できるため邪魔になりません。
ホスクリーンに関して詳しくご説明させていただいているブログもございますので、宜しければご覧ください。
物干し選びで暮らしが快適に!人気の物干しの種類と特性

「粉塵を気にせず洗濯物が干せるのは分かったけど、換気したいから窓を開けたら意味ないんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですがご安心ください。今回のモデルハウスは第一種換気という全熱交換型24時間換気システムを採用しており、室内と室外の空気を天井裏のダクトを経由して入れ換えることができます。ユニットにあるフィルターで埃等が取り除かれた空気が室内に取り込まれる際に、排気される室内空気の熱を利用して室内温度に近付けて給気することが可能なシステムとなります。ですので、インナーバルコニーには窓を多めに配置しておりますが、換気よりも採光を考慮し計画しています。

日当たり良好なインナーバルコニーのある家で、くつろぎのある暮らしはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は敷島住宅のインナーバルコニーのある家をご紹介しました。

このように、企画設計部ではコンセプトやプランに特徴のある、様々なモデルハウスの設計も行っております。

新築住宅をお考えの方は、是非間取りやインテリアコーディネートの参考になさって下さい!

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