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2018年6月4日

住宅を建てる時に知っておきたい建具とは?建具の選び方

こんにちは。敷島住宅のインテリアコーディネーターです。

全ての住宅に使われている「建具」って何か知っていますか?
実は、建具って「扉」のことなんです。
「たかが扉だろう。」と思っている方も多いかもしれませんが、扉にも多くの種類があります。
以下で紹介する項目が理想の家づくりの参考になるかもしれません。
今回は、『建具について』『建具の選び方』を解説していきます。

建具(たてぐ)とは?

建具(たてぐ)とは、建物の開口部に取り付けられ、戸・障子・ふすまなど開閉できて部屋を仕切る構造のことです。
建具により風・光・湿度・匂いなど光や空気を任意のタイミングで遮断できます。
建具には蝶番・ドアクローザー・戸当り・レバー・鍵などのパーツが組み込まれるので、建具選びの際はこれらのパーツにもこだわることができます。

建具の選び方

「素材」

建具には、木・鉄・アルミ・樹脂・ガラスなど様々な素材があります。
一般的なのは、木・鉄・アルミで、木は自然の温かみを、鉄は扉としての堅牢さを、アルミは軽さや鉄ほど重苦しくない雰囲気を与えます。
リビング近くの建具には、人が中にいるか確認しやすいようにガラス、すりガラスが埋め込まれることも多いです。

「表面素材」

建具の表面に加工を施すことで、もともとの素材の印象から新たな印象に変えられます。
加工せず無垢材の建具にすると、年月が経つにつれて素材本来の良さを感じられますし、樹脂シート・柄のついた紙・塗装された薄い木板(突き板)などを張り付ける場合は、建具本来の性質に加え、好みの雰囲気に変えるシートや用紙が選べます。

「開閉方式」

建具の開閉方式には一般的に、開き戸・引き戸・折れ戸の三種類があります。
開き戸は開いた時のデッドスペースが大きいですが、横幅が広く移動が楽です。
引き戸は通れる幅は狭く、レールの設置が必要ですが、デッドスペースはありません。
折れ戸は、レールを引く必要がありますが、開き戸ほどデッドスペースが生まれず、通りやすい建具です。

「和風と洋風」

建具には、障子やふすまなどの和風の建具と、開き戸や折り戸のような洋風の建具があります。

「機能」

建具には、特殊な機能を付加させた建具があります。
例えば、防音室の防音扉や、ペットのためのペットドアなどがあります。

 

以上が、『建具について』『建具の選び方』の解説でした。
建具は部屋の印象を決める大切な要素の一つです。
ご自身の好みに合うもの、お部屋の雰囲気に合うものをご検討ください。

 

敷島住宅の分譲地ではRêveはLIXIL(リクシル)、GRÂCEはLIXILとDAIKEN(大建工業)から建具をお選びいただけます。ぜひ参考にしてください。

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