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山科区 御陵・東野のおでかけスポットをご紹介!
山科エリアの営業担当Sです。
今回は山科区御陵・東野の魅力をお伝えします!
京都中心部や大阪へのアクセスもよく、ベッドタウンとして発展を続ける山科。
なかでも御陵・東野は京都市営地下鉄東西線の沿線エリアとして、
高い生活利便性を誇り、にぎわいを見せています。
また、山々や琵琶湖疏水など豊かな自然が身近にあることも大きな特長です。
今回のお出かけスポットは、まさにこのエリアの歴史文化と自然、暮らしやすさが
感じられるところばかり。ぜひ参考にされてみてください!
山科 御陵・東野について
歴史
古くから京の都と東国を結ぶ交通の要衝として発展した山科。
実は、歴史的に皇室や貴族と深い関わりを持つ地でもあります。
地下鉄東西線で山科駅から一つ京都寄りにある御陵駅。
この“御陵(みささぎ)”の地名も、大化の改新を行った中大兄皇子である天智天皇の「山科陵(やましなのみささぎ)」に由来しています。
一方、山科駅からひと駅南にある東野駅の近くには、山科本願寺土塁跡があります。
これは室町時代に建立された山科本願寺が、法華一揆衆らによって炎上・陥落した痕跡の一部で、この辺りは当時、広大な寺内町が形成されていました。
その200年後に建てられた西本願寺山科別院が、現在もその歴史を受け継いでいます。
地形と名産品
地形的には、山科は西に東山連峰、北に大文字山・如意ケ獄、そして東には音羽山・牛尾山を臨み、三方を山に囲まれた盆地となっています。
これらの山々から、複数の川が流れ山科川に合流。
川の恵みにより土壌も豊かで、江戸時代には朝廷や京の街へ農作物を供給していたのだとか。
今も、京野菜の一つ「京山科なす」の産地として知られるほか、最近では知る人ぞ知るぶどうの産地としても人気を集めているんですよ。
琵琶湖疏水・山科疎水
山科の歴史と環境を語るうえで欠かせないのが、琵琶湖と京都を結ぶ琵琶湖疏水です。
生活用水の供給、舟による物資の運搬と水力発電を目的に、明治期に建設されました。
四ノ宮から日ノ岡までの全長約4kmの区間を山科疎水といいます。
川と違って水辺のすぐそばを歩くことができ、緑の木陰とあいまってホントに癒されます。
山科疎水一帯は東山自然緑地として整備されています。
春は桜、夏は青葉、秋の紅葉に冬の雪景色と、四季折々の風景が楽しめるのは贅沢のひと言。
もちろん御陵・東野からも徒歩圏内です。
日常的にこの散策路を歩けたら素敵ですよね。
東山自然緑地内の「展望広場」からは山科盆地を一望できます。
お茶を飲んでホッとひと息。ウォーキングの休憩にもピッタリですね。
毘沙門堂
山科疏水から山に向かって少し北上すると、毘沙門堂があります。
文武天皇の勅願によって開かれた天台宗の寺院で、皇族や公家が住職を務めた門跡寺院です。
その名の通り、毘沙門天を本尊とし、京の七福神の一つとして親しまれています。
境内を真っ赤に染める散り紅葉が有名ですが、夏の青もみじも清々しくておすすめですよ。
<住所>
京都市山科区安朱稲荷山町18
<拝観時間>
9:00~17:00(16:30受付終了)
冬季(12月~2月) 9:00~16:30 (16:00受付終了)
<入山拝観料>
一般500円、高校生400円、小学生300円
勧修寺
東野駅から醍醐方面へと南下して2駅目。小野駅の近くには勧修寺があります。
醍醐天皇が母藤原胤子(ふじわらのいんし)の菩提を弔うために創建した寺で、皇室と藤原氏に縁の深い門跡寺院です。
見どころの一つが平安時代作庭の池泉回遊式庭園「氷室園」。
借景の山々と氷室池に観音堂が美しく映え、桜や藤、杜若や花菖蒲、睡蓮などが次々に彩りを添えます。まるで、山水画の一部のような優雅な眺めですよ。
<住所>
京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
<拝観時間>
9:00~16:00
<拝観料>
庭園拝観のみ400円
随心院
勧修寺から東へ山科川を渡ると、真言宗善通寺派の大本山 隨心院があります。
小野小町が晩年を過ごした地とされており、千通の恋文を埋めたという文塚をはじめ数々の遺跡があります。
恋文は小町が書いたものではなく、すべて男性から送られたものだそうです!
隨心院は梅の名所としても有名で、3月には、はねず(薄紅色の古名)の梅が咲き誇るなか、華やかな衣装に身を包んだ少女らによる「はねず踊り」が行われます。
<住所>
京都市山科区小野御霊町35
<拝観時間>
9:00~17:00(16:30受付終了)
<拝観料>
一般 大人500円、身障者400円、中学生300円
清水焼の郷 清水焼団地
京都を代表する伝統工芸品のひとつ、清水焼。
もともとは、東山区の五条坂や清水坂周辺の窯元で焼かれたものを指していました。
しかし、市街地化が進み、新天地として選ばれたのが山科の東山山麓東側の丘陵地でした。
「清水焼の郷」として、京焼・清水焼の問屋、窯元、作家、原材料屋など“やきもの”に関連する業者が工業団地を形成。
清水焼の買物のほか、手びねりや絵付けの陶芸体験もできます。
10月には大陶器市「清水焼の郷まつり」も開催されます!
「清水焼の郷」公式サイトには、散策MAPや大陶器市の情報が掲載されています。
▼清水焼の郷会館
<住所>
京都市山科区川田清水焼団地町10-2
<営業時間>
9:00~17:00
まとめ
御陵と東野を中心に京都市山科区の魅力とおすすめスポットをご紹介しました。
京都市内でも比較的面積の小さい山科区。
コンパクトな中に、さまざまなスポーツが楽しめる「山科地域体育館」、フローリングの絵本コーナーや緑豊かな広いベランダもある「山科図書館」、子どもと一緒にクラシックコンサートが楽しめる「京都市東部文化会館」など公共の施設が充実しているのも魅力の一つです。
敷島住宅では山科区御陵・東野をはじめ、京都市・宇治市の物件も数多く取り扱っております。
京都府全域で物件をお探しの方は、こちらをご覧ください。
- 敷島住宅営業部が執筆者です。お客様の住まい選びのお手伝いをしています。
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