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2018年11月16日

シックハウス症候群ってなに?体調が悪いなと思ったらやるべきこと

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

「新しい家って、なんだか気分が悪くなる…」
そんな経験をしたことがある方はいらっしゃいませんか?
実はその体調不良、「シックハウス症候群」かもしれませんよ。
今回は、シックハウス症候群についてご紹介します。

シックハウス症候群とは

新しい家に長時間いるときに起こる、喉のイガイガ・肌荒れ・頭痛・めまい・だるさなどといった体調不良の総称を「シックハウス症候群」といいます。
シックハウス症候群の主な原因として考えられるのが、室内の空気に蔓延している化学物質です。
家を作るために使用される塗料や接着剤や、木材を守るために塗布される防腐剤などから、人体に有害な揮発性有機化合物やホルムアルデヒドなどの有機溶剤が発生することがあります。
また、高気密化した家では湿度が高くなり、カビやダニが繁殖しやすくなります。
これらの物質が蔓延しているため、部屋の中で体調が悪くなるのです。

シックハウス症候群かなと思ったら

シックハウス症候群の発生に対して、厚生労働省は有機化合物の濃度指針値を発表しています。
先ほどご紹介したホルムアルデヒドをはじめとする16種類の有機化合物は、濃度指針が示されており、「ホルムアルデヒド発散等級」というものでその安全基準を確認することができます。
当社の分譲住宅は、内装と天井裏等の2分野で最高等級の評価をいただいているので安心です。

換気をしっかりとする!

まず一番大切なのが、換気をしっかりと行うことです。
最近の家は、どんどん気密性が高くなってきています。
気密性の高い家は省エネになるので、気密性が高い家が増えてきていることは素晴らしい傾向です。
しかし、室内の空気を外に逃さないということで、シックハウス症候群が起こりやすくなるのです。
定期的に換気を行うように意識しましょう。

家や家具に化学物質が使われていないか確認する

実は、家に使われている建材以外の、家具やラグに使われている材料や接着剤、塗料、日常で使う殺虫剤や香料が原因となる場合もあります。
原因と考えられるものを一度別の場所に移し、換気を行って様子を見てみることで、症状が改善することもあります。
「ホルムアルデヒド発散等級は高いはずなのに…」という場合は、他の原因も疑ってみて下さい。

最後に

今回は、シックハウス症候群についてご紹介しました。
換気をまめに行う、家具にも気を配る、家を建てる際にはホルムアルデヒド発散等級を確認するなど、試してみて下さい。
症状を軽減させたり、発症を防ぐことができます。
シックハウス症候群が気になる方は、ぜひご参考になさってください。

  • ぜひお近くのモデルハウスを見学してみましょう。

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