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2020年5月29日

気になる用語を解説!「第一種換気システム」とは?

住宅を見ていく上で「換気システム」という単語を耳にしたことはないでしょうか?換気システムは第一種から第四種まであり、第一種と三種が主に起用されています。

今回は、そんな「第一種換気システム」についてご紹介していきます!

換気システムの概要

先述した通り、換気システムには第一種から第四種まであります。違いとしては、給気・排気の方法の違いです。それぞれ簡単にご紹介します。

第一種換気

第一種換気では、給気・排気とも機械換気で行います。機械換気の中で最も確実な給気・排気が可能で、空気の流れを制御しやすく戸建・集合住宅ともに適しています。

第二種換気

第二種換気は、給気は機械で強制的に行い、排気は自然換気で行います。いわゆる「強制給気・自然排気」です。病院や健康関連施設などのクリーンな空気を保つことが望まれる建物に多く活用されています。

第三種換気

第三種換気は、給気は自然換気で行い、排気は機械換気で強制的に行います。こちらはいわゆる「自然給気・強制排気」です。排気が機械換気のため、湿気が壁内に侵入しにくくなります。

第四種換気

第四種換気は、給気・排気とも自然換気で行います。方法としては主に、建物の上部と下部に換気口を設けることで、暖かい空気が上昇する煙突効果を利用することで自然換気を行います。

おすすめは第一種換気

住宅で使われる換気システムは「第一種換気」と「第三種換気」が主となっています。第三種換気は、高気密住宅では低コストで計画換気が可能ですが、第一種換気は花粉やウイルス、PM2.5を室内に入れないフィルターを選択できるなどのメリットが大きいため、第三種と比べても人気が高くおすすめです。第三種換気では、外気をそのまま室内に入れるので、暑さ寒さに影響しますが、第一種換気は熱交換式のシステムを選ぶ事で、外気温の影響を受けずに空気を綺麗に保つことができる点もメリットです。

まとめ

今回は、換気システムについてご紹介しました。敷島住宅では分譲の標準設備は第三種になっていますが、オプションで第一種を取り入れることが可能です。ぜひ、ご家庭に合わせてご相談くださいませ。

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