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2019年10月21日

住宅の省エネ基準とは?気になる用語を解説!

こんにちは。敷島住宅営業担当です。

「省エネ基準法」という言葉を耳にしたことはないでしょうか?実は、住宅・建築物などのエネルギー消費量は、全エネルギー消費量の3割以上を占めているのです。産業・運輸などと比べても増加が激しいため、地球環境問題の解決に向けて、私たちの住む住宅においてもさらなる省エネ化が求められています。2020年の住宅に対する省エネ性能義務化は見送られることになりましたが、省エネ基準を満たした家には様々なメリットがあります。

今回は、そんな省エネ基準についてご紹介していきます。

省エネ基準とは?

「省エネ基準」とは、建築物の使用によって消費されるエネルギー量に基づいて性能を評価する場合に、その基準となる性能のことを指します。「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)に基づいて規定されており、法令上の用語は「建築物エネルギー消費性能基準」と呼ばれています。

省エネ基準は、「一次エネルギー消費量に関する基準」と「外皮熱性能に関する基準」の2つの基準によって構成されています。

一次エネルギー消費量に関する基準

すべての建物についての基準であり、一定の条件のもとに算出された、空調、照明、換気、給湯等などの設備のエネルギー消費量、および太陽光発電設備等によるエネルギーの創出量に関する基準のことです。

外皮熱性能に関する基準

住宅において、一定の条件のもと算出された、外壁や窓の外皮平均熱貫流率(単位外皮面積・単位温度当たりの熱損失量)、および冷房期の平均日射熱取得率(単位外皮面積当たりの単位日射強度に対する日射熱取得量の割合)であり、地域の区分に応じて定められている基準のことです。

省エネ基準を満たすメリット

省エネ基準が関係するものに、「長期優良住宅」があります。長期優良住宅は「造っては壊す」という形から「良い家を長く住み継いでいく」という社会の変化を目的としており、長期優良住宅の申請には「省エネ基準を満たすこと」が条件の1つになっています。

長期優良住宅に認定されると、最大500万円の住宅ローンの控除や登録免除税、固定資産税の優遇などを受けることができます。

長期優良住宅について詳しいことは、こちらのリンクからご覧ください。
https://shikishima-town.com/blog/word-tyoukiyuuryou

まとめ

今回は、省エネ基準についてご紹介しました。義務化は避けられましたが、省エネ基準を満たすことで、長期優良住宅の申請などができ、税制の優遇のメリットもあります。もちろん環境にも良い住宅になりますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

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