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2019年7月31日

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」ってどう違うの?

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

明るく開放感のある、屋外スペース。洗濯物を干したり、ガーデニングをしたり、テーブルや椅子を置いてカフェタイムを過ごしてみたりと、様々な使い方ができるオープンスペースですが、皆さんはこのスペースを何とお呼びでしょうか?

思いつく限りでも、ベランダ、バルコニー、テラス、と3つの呼び方が頭に浮かびますが、これらの違いはいったいなんでしょう?実は、きちんと定義されているものなのです。今回は、そんな3つのオープンスペースの違いを説明していきましょう!

大きな違いは、屋根と床にある?

ベランダ、バルコニー、テラス、3つの違いは屋根と床にあるのです。屋根のあるなしだけでなく、その構造によっても変わってきます。また、その違いによっては住宅の面積に算入されるかされないかも変わってくるのです。それではまず、それぞれの定義を説明していきましょう。

ベランダの定義

ベランダのポイントは「屋根がかかっている」という点です。
洋風住宅だと家屋の母屋から外側に張り出した屋根のある縁、和風住宅では庭などに面して取った”屋根のある”縁側や廊下を指します。
住宅の床面積においては、ベランダ上にかかる屋根の先端から2m以内であれば不算入になります。2mを超えればその部分は算入されます。建築面積のほうは、基本的に屋根または庇の先端から1m以内であれば面積不算入です。上の階が同じ形状のベランダの場合は屋根や庇と判断されます。

バルコニーの定義

バルコニーは、ベランダと同様のスペースですが、大きく異なるのは屋根がないという点です。ルーフバルコニーと呼ばれるものは、下の階の屋根を利用したものを意味します。

床面積、建築面積においても、ベランダと同じ扱いになります。バルコニーはベランダと違って、定義上2階より上にあるため建築面積には直接は影響しませんが、下の階に対しての庇的な扱いになります。

テラスの定義

それらに対してテラスは、1階の床から同じ高さの張り出した屋根のない部分で、地面よりも高く、室内の扉や窓と繋がっている場所を指します。つまり、屋根がなく、1階にあるということですね。テラスの定義である、屋根が無い場合は普通の庭と判断されますので、床面積、建築面積共に不算入となります。

まとめ

今回は、ベランダ、バルコニー、テラスの違いをご説明しましたがいかがでしたでしょうか?ポイントは、屋根のあるなしと、どの高さにあるかという点です。最近では、ベランダやバルコニーを使ったアウトドアなども人気ですので、ぜひこだわりたいポイントですね!

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