• 住まいとお金
  • 知っておきたい用語解説
2019年1月7日

住宅購入をお考えの方へ!住宅の価格を計る「建築坪単価」とは?

こんにちは。敷島住宅営業担当です。

住宅メーカーのCMで、「坪単価○○万円!」といった売り文句をよく耳にしませんか?
ただ、この「坪単価」という言い回しは、今まで住宅を購入したことのない方にとっては少々ピンとこない表現ではないでしょうか。
しかし、これから住宅の注文をご検討の方にとって、坪単価の知識や予算感は必須の知識となります。

そこで今回は、建築坪単価とは一体何なのか、また、価格帯はどれほどなのかといった情報をご紹介します。

「坪単価」って一体何?

坪単価とは、住宅建築に掛かる費用を表す際にしばしば用いられる単位で、床面積1坪あたりにかかる建築費を表します。
「坪」は土地の面積の単位で、1坪は六尺平方(約3.3㎡)で約畳2枚のサイズです。

本体価格3000万円の住宅が延床面積50坪であれば、坪単価60万円と表現されます。
住宅は、価格と延床面積のバランスが重要ですので、住宅の価格を比較する際は、本体価格と共にこの「坪単価」も比較することが非常に大切です。

坪単価の相場は?

では、坪単価の「相場」はどれほどなのでしょうか?
住宅の坪単価は、20万円を切るものから70万円、80万円を超えるものまで様々です。
注文住宅の場合、部屋の間取りや設備は要望によって決定されます。
そのため、坪単価は注文するお客様の裁量で決まると言っても過言ではありません。
坪単価に「相場」はなく、あくまでもお客さんが予算感を計る「指標」として用いるのが一般的です。

坪単価が大きく違う原因は?

坪単価を比較する際、同じような間取り、設備の住宅でも、坪単価が住宅メーカーによって全く異なると感じることはありませんか?
そんなときは、各住宅メーカーの坪単価がどのようにして計算されているかに着目しましょう。

実は、坪単価の計算法は各ハウスメーカーや工務店によって異なります。
その大きな違いとして、床面積に「延床面積」を用いているか、「施工床面積」を用いているかという点が挙げられます。
一般的に、坪単価の計算には、各階の床面積を合計した面積である「延床面積」が用いられます。
しかし、中には延床面積に玄関やベランダ、吹き抜け部分の面積を足した「施工床面積」を用いるハウスメーカーもあります。
坪単価を比較する際は、計算に用いられている「面積」にも注目してください。

最後に

「坪単価」とはどういうものか、お分かりいただけましたでしょうか。
坪単価は住宅の予算感を計るために有効な数字であるものの、計算法については各メーカーによって少々異なるため、注意が必要です。
住宅を注文する際は、この「坪単価」をしっかりと理解した上でを比較してみてください。

執筆者/敷島住宅営業部
執筆者/敷島住宅営業部
敷島住宅営業部が執筆者です。お客様の住まい選びのお手伝いをしています。
  • ぜひお近くのモデルハウスを見学してみましょう。

    shikishima-townでは大阪・京都・滋賀などの分譲物件情報をお届けしています。

    近くの分譲地情報を見る

関連記事

「換気計画」とは?知っておきたい住宅用語

感染症予防の観点から注目を集めた換気。 建築基準法で定められている「24時間換気」についてや、「換気システム」…

  • 住まいとお金
  • 知っておきたい用語解説

「建築基準法」ってなに?気になる住宅の専門用語を解説!

建築基準法という言葉を耳にしたことはないでしょうか?建築基準法とは、一般の住宅や建築物を建てる場合に、守らなけ…

  • 住まいとお金
  • 知っておきたい用語解説

最近話題の「バーチャルモデルルーム」とは?

「バーチャルモデルルーム」という言葉を耳にした覚えはないでしょうか?昨今のVR技術の進歩によって、実はモデルル…

  • 住まいとお金
  • 知っておきたい用語解説

ヌックとは?小さくても心地いい空間ヌックを取り入れるコツをご紹介!

こんにちは。敷島住宅営業担当です。 皆様は「ヌック」という言葉を聞いたことがありますか? 今回はこのヌックとは…

  • 住まいとお金
  • 知っておきたい用語解説

IoT住宅とは?IoTのある3つの生活例

注目のIoT住宅ですが、いったい何ができるのでしょうか。 「そもそもIoTってなに?」 「IoT住宅ってなにが…

  • 住まいとお金
  • 知っておきたい用語解説
上へ