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2018年9月29日

「スキップフロア」とは?間取りをお考えの方にご紹介します

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

「家の面積が小さいけど広く使いたい」
とお考えの方はいらっしゃいませんか?
また、住宅を広くすることはできないけども、空間を有効活用できる間取りはないかと考えている方もおられるかと思います。
そこで、今回は「スキップフロア」とはどういった空間なのか、そのメリットをご紹介します。

スキップフロアとは

スキップフロアとは「ステップフロア」とも呼ばれ、同じ空間の中でフロア床面の高さを変えて別の空間を作る建築方法です。
広く床面積を取れない場合でも段差を作ることで、居住スペースを大きく使うことができます。
また、敷地に高低差がある場合に、段差を解消して空間を有効に使うこともできます。
空間が繋がっていながら、段差によって目線を切ることができ、プライバシーを守る効果があります。

スキップフロアのメリット

家族の気配を感じることができる

居場所の高さが変わるため、家族同士のプライバシーを守りつつも、気配を感じながら過ごすことができます。
小さなお子様が遊んでいる間に様子をみつつ仕事をしたい時や、同じ空間で家族別々の作業をする時に大変便利です。

仕切りを使わなくても、空間を区切ることができる

床面の高さに差をつけただけで、フロア内の空間を区切ることができます。
そのため同じ部屋にいながらも、それぞれの空間を有効に活用することができ、無駄なスペースがなくなります。
スキップフロアはあまり敷地面積が広くとれない場所でよく使われる手法です。ドアや階段で区切らないので、狭さを感じさせずに空間を有効に使うことができます。

天井が高くなることで開放感が感じられる

スキップフロアは段差を生かす建築手法のため、天井を高くする傾向にあります。
吹き抜け住宅の場合は2階層分が吹き抜けになります。
天井が高いぶん空調が効きにくくなるため、対策が必要となります。
スキップフロアの天井の高さは1.5階層分とちょうど良い広さになり、空間に開放感を出しながら、吹抜けに比べて空調のコストを抑えられます。

スペースを有効に活用できる

敷地面積が十分に取れない住宅では、空間を有効に活用する間取りをよく考える必要があります。
小さい空間で風通しや日当たり、収納などの希望を全て叶えるために様々な工夫をしなければなりません。
スキップフロアを取り入れることで、風通しや日当たりのいい快適な空間を作り出すことができます。
また、スキップフロアで上下に空間を作ることでデッドスペースになりそうなところに収納を設置することができます。

 

以上が、スキップフロアについてのご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか。
空間をうまく使って快適な住まいづくりをご検討ください。

執筆者/敷島住宅企画設計部
執筆者/敷島住宅企画設計部
敷島住宅設計部が執筆者です。お客様の住みやすさを考えた暮らし方提案をしています。
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