• 断熱
2019年7月17日

涼しくて電気代の節約にも!断熱・遮熱で快適な夏を

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

断熱・遮熱というと冬のイメージがどうしても強いですが、実は夏を快適に過ごすためにも効果があるんです。
断熱は冬場の暖かさを外に逃さないだけでなく、遮熱により夏場の熱い空気を室内に伝えにくいため、夏は冷房を効率的に使い涼しく過ごせるわけですね。電気代だって節約できます。

今回は、そんな断熱・遮熱についてご紹介していきます!

断熱・遮熱のメリット

断熱は、外気からの熱を断つことで、冬場は室内を暖かく保ち、夏場は涼しく保つことができるというメリットがあります。遮熱することで昼の温度の上昇の影響を受けにくく、断熱により冷房で室内を冷やした際に外へ逃げる温度が少なくなります。そのため、通常よりも少ない電力で快適な温度を保つことが可能になります。

断熱・遮熱の工夫

そもそも、どうして室内に熱が伝わってくるかというと、屋根や壁、窓などから夏場の太陽が降り注ぎ、屋根や窓などの表面温度が上がり、建物内へ伝わってしまう、というメカニズムです。

つまり、表面温度が上がらない工夫、熱が家の中に入らない工夫が必要です。

続いて、窓・屋根・壁それぞれの断熱方法を紹介していきます。

窓からの断熱は、主にサッシやガラスでの断熱が基本となります。アルミ樹脂複合の断熱サッシなどは、それ自体の温度が変化しにくく、しかも熱を伝えにくい効果もあるので適しています。他にも、遮熱断熱に優れたLow-E複層ガラスなどで、窓からの断熱を図ることも可能です。

敷島住宅では夏の遮熱に配慮して、夏場に日射のきつい西側等に遮熱ガラスを採用し、日の当たりにくい北側、東側は断熱ガラスを採用することで、断熱タイプと遮熱タイプを使い分けています。

アルミ樹脂複合サッシとLow-E複層ガラスについては、こちらの記事でも詳しく説明しています。
断熱性の高いサッシが発揮する優れた役割とは?
窓に「Low-E複層ガラス」を取り入れることで得られるメリット

屋根・壁

屋根や壁などに断熱材を使うことで空気の層を形成し、外気温の影響を受けにくくします。素材も繊維系や発泡プラスチック製などさまざまです。

敷島住宅では、充填断熱工法で硬質ウレタンフォームを使用した、現場吹付け発泡施工による断熱を採用しています。吹き付け発泡施工だと、隙間なく断熱材を施工でき、高い気密性と発揮できるので断熱効果もアップします。

また、夏の遮熱に配慮して、遮熱性能の高い屋根材を採用しています。
オプションになりますが、屋根・壁の内部に遮熱シートをご使用いただくことも可能です。

敷島住宅の分譲地で採用している屋根・外壁については、こちらの記事で詳しく説明しています。
高機能を備えた屋根・外壁

まとめ

夏の断熱のメリットについて今回はご紹介しました。
断熱性能の高い住宅は、夏は涼しく、冬は暖かく、快適に暮らせる住まいにもなりますし、何より電気代の節約にもなります。

断熱について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
人と環境にやさしい断熱
断熱の方法には種類がある!その違い・それぞれのメリットとは

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