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2024年7月31日

モデルハウスの仕様を詳しくご紹介!敷島ステラ守口・西郷通の産学連携で開発したパッシブハウス「吹抜け窓の家」

こんにちは。守口エリア担当のMです。

今回ご紹介するのは、敷島ステラ守口・西郷通のモデルハウスです!

敷島住宅では約7年前から滋賀県立大学 金子尚志研究室と共同でパッシブデザインの研究開発に取り組んでいます。

パッシブデザインとは、地域の気候風土に合わせ、太陽の光や熱、風などの自然の力を活かして快適な住まいを作る設計手法のこと。
現在、大阪・京都・滋賀で7軒のモデルハウスの建築を進めています。

こちらはその中の第3弾で、大阪の河内エリアモデルです。
寝屋川、枚方、交野市、守口市周辺の気候に合わせた設計を行っています。

また、敷島ステラ守口・西郷通は全31区画にパッシブデザインを取り入れており、
当社初のパッシブタウン
なんです!

街並みができていくのが楽しみな街区の魅力も併せてご紹介します!

パッシブデザインのポイント

守口市は大阪中心部に近い都市型エリアのため敷地がコンパクトで、
住宅同士も密集
しています。

そして、気候の特徴は「年間を通して気温が安定していて、風が穏やか」。
こうした条件をふまえ、次の2点を設計ポイントとしています。

■建物に風を取り込む工夫
■冬場の日射を取り込む工夫

それでは、パッシブデザイン河内モデル「吹抜け窓の家」の仕様を具体的に見ていきましょう!

●形・方向にルールを設けた片流れ屋根で光を取り込む

街区全体で片流れ屋根を採用し、屋根の方向にもルールを設けています。

隣り合う住戸、裏側の住戸と屋根の傾斜を逆にすることで、各戸により多く光を取り込めるよう計画しています。

片流れのフォルムは、デザイン的にもシンプルでスタイリッシュな印象をもたらしてくれますよ。

●軒ゼロ設計で光を最大限に取り込む

採光確保のため、軒ゼロを標準採用。
軒の出っ張りがないため、上・周囲からの光を最大限に取り込むことができます。

敷地をより有効に居住スペースとして活用できる点も魅力。
一方、窓には庇を設け、夏場の日射熱を防げるようにしています。

●白の外壁で室内を明るく

街区全体の外観を白やライトグレーの明るいカラーで統一。
外壁に反射した光が窓から差し込み、室内の明るさをアップさせます。

玄関ポーチや2階の出っ張り部分の天井にも、反射率の高いホワイトを採用。
遮熱性能も高く、夏の暑さをしのぎやすくする効果も期待できます。

また、玄関ポーチ前の舗装材には遮熱透水タイルを使用し、
玄関回りの温度の上昇を抑えています。

●オーバーハングで夏の直射日光を防ぐ

1階正面の掃き出し窓の上は、あえて2階部分を出っ張らせています(オーバーハング)。
一年で最も日差しの強い5月末から7月末の直射日光を防ぐ角度を計算した結果、奥行きは62cmに。

このこだわりの62cmが、夏場のエアコンの使用削減に役立ちます!

●駐車スペースから風を取り込むニコイチ配置

隣地と連続した外部空間(駐車場・緑地)を計画。

二区画分の駐車スペースをL字型の住居が囲む形にしています。
これにより、ポケットのような風のたまり場ができ、室内に風を取り込みやすくなります!

●4つの窓で高さ7mの吹抜けに光と風が行き交う!

1階にあるリビングはオープン階段部分が吹抜けに。
なんと天井まで7mの高さがあります!

片流れ屋根だからこその開放感が最高ですよ。

形・大きさの違う4つの窓を効果的に配置。高窓は電動で開閉可能です。
地窓と高窓を開ければ、室内全体に下から上へと新鮮な空気が流れます。
重力換気により、夏場は室内の温まった空気を外に逃がしやすく快適です。

もちろん、4つの窓から太陽の光が入り、採光の面でもバッチリ。
都市部とは思えないほど、明るいリビングを実現しています。

レイアウトや設備の特徴は?

●コンパクトな敷地に心地よさと機能性の工夫が満載


①部屋干しに便利な洗面・ランドリー室
②2階吹抜けに面して、南向きのサンテラス
③2階には便利なファミリークローゼットも!

①部屋干しに便利な洗面・ランドリー室

こちらのモデルハウスではベランダではなくサンテラスを設けて、部屋干しを提案。
そのため、洗面室はランドリー室を兼ねた、ゆったりとしたスペースに。

洗濯機のそばにも洗濯物がちょい干しできますし、ここでセットして2階のサンテラスに運ぶと便利ですよ。洗濯物の量や内容で使い分けるのもいいですね。

洗面は人気のワイドカウンターで、スツールを入れてメイクやドライヤーができます。
また、隣の脱衣室が独立しているので、家族が入浴中も気兼ねなく洗面室を使えて便利!

②2階吹抜けに面して、南向きのサンテラス

階段を上がるとすぐ正面にサンテラスがあります。
半透明のスライドドアで外からの光を通すとともに、軽く開け閉めできるので、洗濯物を持っていてもスムーズ。

そして、技ありポイントは床です!
タイルを使用していて、蓄熱効果により昼間に温まった熱を夜にゆっくりと放出するため、
昼夜の温度差が少なく洗濯物が乾きやすいんです。

温まりにくいけれど、一度温まると熱を蓄えるタイルの性質を活用しているわけですね。
冬はここで日向ぼっこしながら、本を読んだり、お子さんと遊んだりなんて過ごし方も
素敵です!

③2階には便利なファミリークローゼットも!


2階には4.5帖の洋室が2部屋あり、階段を上がったホールに共有のファミリークローゼット
設けています。4.5帖の洋室を子ども部屋にされる場合は、衣類などをまとめて収納するのにいいですね。

また、季節家電などを置く納戸のように使うこともできます。
クローゼット内に換気システムを付けているため、湿気がこもる心配もありません。

その他の仕様のポイントは?

①突板フローリングが映える白を基調にタイルのアクセント

LDKの床は、厚さ約1.2mmの無垢材を表面に張った突き板フローリングを使用。
天然木の風合いと丈夫さを兼ね備えた床材です。
広幅でいい雰囲気が出ていますよね。

フローリングの表情を活かすために、壁や扉などは白基調でシンブルに。
キッチンの袖壁のタイルが空間のアクセントに
なっています。

キッチンもすっきりと白で統一。いさぎよいです!
マットな面材なので、壁のクロスともなじんでスタイリッシュにまとまっています。

②浴室・トイレも白で統一


浴室、トイレも白を基調にまとめています。
光と風を取り込むパッシブハウスのイメージにピッタリ。
清々しい気分で過ごせそうです!

③エアコンの位置も考慮した設計

エアコンって意外と存在感が出てしまって、インテリアのジャマになりますよね。

1階のLDKのエアコンは収納の上の凹んだスペースに、設置場所を確保しています。
すっぽり収まってる感がなかなかいいでしょ?

まとめ

いかがでしたか?

今回ご紹介した分譲地「敷島ステラ守口・西郷通」の設計には、自然の力を活かした
パッシブデザインを採用。

装置に頼らず、吹抜けや高天井、窓の位置など設計の工夫によって、一年を通して心地よい室内環境を実現しています。

ぜひ、実際に工夫の数々と気持ちの良い空間を見て、体験してみてください。

今回のパッシブデザイン河内モデル「吹抜け窓の家」は動画でも案内しています。

【ルームツアー】女性設計士さんと気候や太陽まで計算したパッシブハウスを徹底解説

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https://shikishima-town.com/sksmtwn/modelhouse/

また、モデルハウスを360度再現したバーチャルモデルハウスもご覧になれます。

360°バーチャルモデルルーム一覧
https://shikishima-town.com/virtual/

今回ご紹介した「敷島ステラ守口・西郷通」についてはこちらをご覧ください。

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