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2018年7月5日

雨が多い日本では雨樋の形と材質は何がいいの?

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

日本は他の国に比べても雨が多い国と言われています。

そのため、日本の多くの建物は雨に対する対策がしっかりと取られています。

しかし、近年ではゲリラ豪雨や集中豪雨が増え、これまで想定していた雨の量を大幅に上回る雨が降るので、従来の雨対策では対応できない部分も増えてきています。

それに対応できないようになってきている原因の1つが雨樋です。

屋根に流れる雨を地上に流すための雨樋ですが、想定以上の量が流れ込むと破損につながります。

そうした事態にならないためにも、ゲリラ豪雨にも耐えられる雨樋に変えておく必要があります。

そこで、今回この記事では雨樋の形と種類についてお話します。

雨樋の形にも種類が存在する‼

一見するとどれも同じように見える雨樋ですが、実は雨樋の形にも種類があります。

みなさんは、ご存知でしょうか。

大きく分けると雨樋の形には半丸型(丸型)と箱型(角型)の2種類があります。
丸型が最も一般的な形ですが、近年では箱型が主流になりつつあると言われています。

また、豪雪地帯には豪雪地帯専用の雨樋もありますが、これは雪の多く降らない地域の方にはあまり必要ないでしょう。

雨樋の材質は耐久性を分ける

雨樋の耐久性は、雨樋の材質によってほとんどが決まってしまいます。

そこでここでは代表的な雨樋の材質について紹介します。

塩化ビニール

最も普及している雨樋の材質で劣化、破損しやすいものですが、軽くて組み立てが簡単なのが特徴です。

合成樹脂

見た目は塩化ビニールと変わりませんが、耐久性や紫外線への対策が取られているので、その分だけ費用と耐久性が高くなっています。

ガルバリウム鋼板

金属製の雨樋の中では最も普及しており、塩化ビニールや合成樹脂に比べても耐久性がはるかに高いです。また、錆びにくいように加工も施されています。

耐久性は、他の材質に比べても高く、新設時は見た目も銅色できれいです。
しかし、酸性雨によって見た目が徐々に変化してしまうことや小さな穴ができてしまう欠点があります。

ここまでのまとめ

近年のゲリラ豪雨の影響で従来の雨桶では破損してしまう恐れがあります。
材質や形、耐久性の高さが重要です。

最近では、ビニール樹脂の中にアルミ金属を入れることで耐久性を高めた新しい雨樋も開発されています。

新しい雨樋を考える際には、新しく開発された雨樋についても調べてみるといいかもしれません。

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