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2018年7月10日

断熱性の高いサッシが発揮する優れた役割とは?

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

みなさんは、窓のサッシと聞くと何をイメージされますか?

窓のサッシと聞くと、どの部分かイメージしにくい方も多いかと思います。
言い方を変えて、窓枠という言葉の方がイメージしてもらいやすいかもしれません。

窓のサッシは一般的に普通のアルミ製の物が使われており、そこに1枚のガラスをはめ込むといった構造になっています。

今回お話するのは一般的なサッシではなくて、断熱サッシについてです。

一般的なサッシから断熱サッシについて順を追ってお話ししていきたいと思います。

一般的なサッシの役割とは?

一般的なサッシは、先ほども軽く説明しましたが、窓ガラスの枠というイメージが強いかもしれません。

しかし、このサッシにもしっかりとした役割があります。

その1つが、断熱性です。

窓は室内の空気の流れをコントロールすることや室内の熱をしっかりと家の中に閉じ込めるための気密性を高めるためにも存在します。

このサッシが適当な構造で作られた物だとすると、部屋の空気は外に洩れてしまい、常に外の空気が家の中を通り抜けることになるので、冬場は部屋がなかなか温まりません。

結果として、家全体の断熱性が下がってしまうことにつながります。

また、隙間があることで外の音が家の中に入って、家の中の音が外に漏れることにも繋がり、プライバシーの問題にも関わってきます。

たかが、サッシと思ってしまうかもしれませんが、されどサッシです。

断熱サッシの役割

ここまで、一般的なサッシについてお話ししてきました。
この時点で断熱性の高いサッシの方がいいのではないのかと感じられている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、断熱性の高いサッシとしてアルミ樹脂複合窓を例に挙げてお話します。

まずアルミは耐久性が高く、且つ加工のしやすさが特徴です。
ただ、断熱性で見てみると、鉄やガラスと比べて熱が伝わりやすくなります。
熱伝導率で比べると、アルミニウムは鉄の4倍ほど熱が伝わりやすいです。

一方、樹脂の熱伝導率はほとんどありません。
このようにアルミの丈夫さと樹脂の熱伝導の低さをハイブリッドさせ、断熱性を高めたものが、アルミ樹脂複合窓です。
この構造を取り入れることで、熱の出入りが最も多い窓の熱をコントロールすることができます。

当社の仕様ではこの「アルミ樹脂複合窓」を使用しています。

ここまでのまとめ

サッシにはできるだけ、断熱性の高いものが必要となってきます。

特にサッシの中には断熱サッシといった断熱性の高いものがあります。

窓についてお悩みの際には、サッシから検討してみてはいかがでしょうか。

 

当社の分譲住宅では標準で、RêveはLIXIL(リクシル)、GRÂCEは LIXILとYKK APの2つのメーカーからサッシをお選びいただけます。

多彩なデザインと高断熱性能、Rêveの玄関ドア・サッシ
多彩なデザインと高断熱性能、GRÂCEの玄関ドア・サッシ

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