• 住まいの工夫
2019年4月24日

新築時に取り入れておくべき防犯対策とは?

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

理想のお住まいを考えるとき
「こんな間取りのお家が良いなあ」、
「家から見える景色はこんなのが良いなあ」など理想をあげればキリがありません。
理想だけを優先すると防犯対策が後回しになってしまう場合もあります。
では、実際にどんな家が防犯に対して優れているのでしょうか。

そこで今回は新築時に取り入れておきたい防犯対策をご紹介していきたいと思います。

侵入されやすい家の特徴とは?

みなさんは、どのような家が泥棒に侵入されやすいかご存知でしょうか?
泥棒は、人から見られない死角になる立地や構造の家を好みます。
そのため玄関に植物が生い茂っていたり、ブロック塀で囲まれていたりといった場合は、注意が必要です。
また、2階から泥棒が侵入することも少なくありません。
窓付近にちょうど良い足場等がある場合にはそこから侵入されることもありますので、特に窓には工夫が必要です。

防犯性が高い窓の配置とは?

防犯性が高い窓を作るには次の3つのことを意識してみてください。
1、 外から死角となる部分の窓を、大きい窓から小さい窓にする
2、 窓の位置を通常の位置より高くする

上記でお伝えした通り、泥棒は必ずしも玄関からやってくるとは限りません。
そのため、窓から侵入されたり、窓を破られたりしないように心がけることが重要になります。

侵入経路になりやすい場所の対策方法

バルコニー

侵入経路として真っ先にあげられるのが「バルコニー」です。
バルコニーの場合、外から見た時に目隠しがないかどうかを意識して見てください。
泥棒が一番敬遠するのは、外から自分の姿が見えてしまうことです。
家を設計する際には、死角が知らず知らずのうちにできていないかを意識するようにしましょう。
またバルコニーに人感センサーライトの設置なども検討したほうがよいでしょう。

玄関周り

「家の周りには塀があるし、植物もあるから侵入することは簡単じゃないはず」
とお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、その壁によって心理的には外界との距離が取られているように感じるかもしれませんが、
一旦泥棒が塀の中に入ってしまえば、中の様子は外から見えませんので、
堂々と玄関から侵入する泥棒も多いのが現状です。

このような事態を防ぐためには、外からの視線を遮ってしまうような塀や植物の設置に気を配ることを、
家の設計をするときから考えておくようにしましょう。
もちろんプライベートの確保も重要ですので、ご自身のイメージと照らし合わせて
玄関周りの設計を考えてみてください。

また玄関の鍵についても、防犯性の高いものが数多くあります。
ご予算など踏まえながら、ご自身にぴったりな鍵を見つけていきましょう。

まとめ

今回はこれから新築を建てる方にぜひ知っておいていただきたい防犯対策をご紹介しました。
ちょっとした配慮や、窓の素材にこだわることで防犯対策のセキュリティが大幅に向上します。
ぜひ参考にしてみてください。

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