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シックハウス症候群にならないための家選び!ポイントを解説します!
こんにちは。敷島住宅のインテリアコーディネーターです。
安心できるはずの我が家で起こるシックハウス症候群を未然に防ぎ、長く健康的に暮らしたい。
そこで今回はシックハウス症候群の代表的な原因とシックハウス症候群を避けるための家選びについてご紹介します。
シックハウス症候群とは
シックハウス症候群とは、住環境の空気汚染に由来するさまざまな健康障害の総称です。
原因はさまざま、症状もさまざまで、症状の程度にも個人差があります。このためご本人やお医者様にもシックハウス症候群だとすぐに判断できなかったり、風邪などの別の症状と混同されるケースもあります。
特に室内にいる時に調子が悪いことが多ければ、一度シックハウス症候群を疑ってみてもいいかもしれません。
原因1: カビやダニ
近代的な住宅は断熱性能を上げるために高気密化しており、湿度が高くなる傾向にあります。湿度が高くなるとカビやダニが繁殖しやすく、結果として人にも悪影響を与えてしまいます。
原因2: 化学物質
住宅の機能性を確保するため、近代的な住宅の建材には化学物質を含有したものが多く使用されています。建材に含まれているホルムアルデヒドやアセトアルデヒドといった化学物質が、シックハウス症候群の原因になってしまうと考えられているのです。
これらの化学物質を含むもので特に気をつけなければならないもの、それはフローリングや壁などに使われる接着剤です。接着剤に含まれる化学物質が揮発していき、気密性の高い家の中に充満することで、症状を引き起こします。
化学物質をなるべく使用しない家がおすすめ
カビやダニは、こまめな掃除や換気など自身の努力で対策できますが、それでは解決できないのが化学物質です。この影響を避けるために、最初から建材に化学物質があまり使われていない家を選びましょう。
接着剤の中には体に影響を与えるホルムアルデヒドの量を減らしたものがあります。これを使用している家は、シックハウス症候群になる確率が減ると言われています。他にもホルムアルデヒドの量を減らした床材がありますので、それを使用するのもおすすめです。
ホルムアルデヒド発散等級をチェック
家に使われている化学物質の中でも代表的なホルムアルデヒドですが、これを評価するために「ホルムアルデヒド発散(放散)等級」というものがあります。これはどれくらいホルムアルデヒドが放散しているのかを示す指標です。JIS、JASなどの基準では「F」と「☆」を使った表示記号で表されます。星の数が多いほど安全になっており、星の数が4つ以上だとホルムアルデヒドが殆ど発生していないことを示しています。(「F☆☆☆☆」のように表示されます。)家を選ぶ際に、ホルムアルデヒド発散(放散)等級を尋ねてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上シックハウス症候群の原因と、シックハウス症候群にならないための家選びについてご紹介しました。当社の分譲地でも、接着剤に低ホルモン、床材等も抗菌・低ホルモン材を使用するなど、対策を行っています。
せっかくのマイホームが健康を崩す原因とならないように以上のポイントを心掛けて家を選んでみてください。
- 敷島住宅のインテリアコーディネーターが執筆者です。お客様の住まいのお手伝いをいたします。
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