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「軒」とは?気になる用語を解説!
マイホームを建築する、戸建てをリフォームするといった場合には、
間取り、床や水回りなどさまざまな設備について入念に計画を立てることと思います。
家の建築には家の外側の部分である「軒」についても注目しておく必要があります。
この記事では「軒」というのはどのようなものなのか、また軒がない家のメリットについて詳しく解説していきます。
これからマイホームを建てようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
「軒」ってどんなもの?
まず、軒というのはどのようなものなのでしょうか?
軒とは、戸建ての住宅の壁面や窓ガラス、ドアなどより外側に出ている屋根の部分を指します。
基本的には、屋根から出ている部分すべてを軒と呼びます。昔ながらの日本家屋では、ほとんどの家で軒がありました。
軒は屋根が壁より外側に出ていることで、外壁の保護をしたり直射日光を遮ることで、日差しの調節ができるといったメリットがあります。
しかし近年ではデザイン性、機能性を追及し、軒のない戸建て住宅が人気を集めています。
軒のない戸建て住宅にはどのようなメリットがあるのかご説明します。
軒ゼロのメリット:その1 敷地の確保
軒のない家の大きなメリットとして、「敷地を最大限に利用して戸建て住宅を建てることができる」という点があります。
都市部など土地面積が狭い空間に戸建てを建てようとした場合、軒が出ているとその分だけ住宅の面積が狭くなってしまいます。
軒をなくすことにより、建物の敷地面積を広げることができれば、狭い土地でも居住空間を広く取ることができ、その点が大きなメリットになります。
軒ゼロのメリット:その2 デザイン性
軒のない戸建て住宅は、外壁と屋根に一体感を持たすことができ、シンプルかつ優雅なデザインにできるというところが特徴です。
軒がないことで、窓の大きさや形などにもこだわることができます。
オーダーメイドで屋根や外壁、ドアなど自分好みの色合いを取り入れることで、外観にもこだわった理想の戸建て住宅の建築が可能となります。
軒ゼロのメリット:その3 新しい通気工法の確立
敷島住宅では、板金施工会社、プロダクトデザイナーと共同で住宅の開発に取り組み軒ゼロ建築を行っています。
軒ゼロは外観にこだわるあまりに機能性が劣るといわれていましたが、板金施工会社やプロダクトデザイナーと共同で住宅の施工を行うことにより、機能性の大幅な改善に成功しました。
建物の壁や屋根の内部に通気経路を確保するといった、新しい通気工法が採用されています。
建物内部の結露の発生を防止し、住宅を長寿命化させることにも一役買っています。
また敷島住宅の軒ゼロの外観は、デザインによって暮らしや社会をよりよくするという「グッドデザイン賞」2020を受賞しました。
今回で計5回(2014、2015、2018、2019、2020)、3年連続の受賞を誇っています。
まとめ
軒というのはどのようなものなのか、そして軒のない新しい戸建て住宅の魅力についてご紹介しました。
デザイン性、通気性、耐久性に優れた軒のない戸建て住宅。マイホームを建築する際にはぜひ敷島住宅の軒ゼロの戸建て住宅を検討してみてください。
グッドデザイン賞を受賞した「軒ゼロ通気システム」についての記事はこちら
https://shikishima-town.com/blog/gd2020_noki-zero
- 敷島住宅設計部が執筆者です。お客様の住みやすさを考えた暮らし方提案をしています。
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