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2019年6月17日

仏壇はどの場所にどう設置するの?知っておきたい仏壇のルール!

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

「この間取りだと仏壇はどこに設置するのがいいのだろう?」
「新築を機に仏壇を設置したいのですが、配置の仕方がよくわからない」というケースがよくあります。

引き継がないとはいけないものの、スペースをどうしようか迷ったり、方角などの配置の仕方も分からなかったり…古くからある日本の風習のひとつでもあるので、正しい方法をきちんと知っておきたいですよね。

そこで今回は、仏壇の設置方法や配置・方角についてご紹介していきます。

そもそも仏壇とは?どんな意味があるの?

仏教辞典では、インド・中国で仏像を土製や石製の壇上に安置したものを仏壇としていますが、現在の日本で仏壇といえば、仏像や掛け軸、祖先の位牌、号名などを安置して供養する家屋内の厨子を指すのが一般的です。

そもそも、仏壇とは私たちの家の中に設置する、お寺として考えられています。そして、そのお仏壇に信仰の中心となる御本尊を祀るのが常識とされてきました。

ところが、現代では信仰の中心となる御本尊だけでなく、御先祖様のお位牌も祀ることが多いことなどから、現代では信仰の中心の御本尊を祀る事だけでなく、御先祖への感謝の念を伝えたり、対話したりするための場所として考えられています。

宗教的な意味合いよりも、今は亡き親族との対話の場所、心のよりどころとしての意味合いが大きくなってきているようです。

正しい設置の仕方をご紹介!

先述した通り、仏壇は御本尊やご先祖様を祀る場所ですので、設置場所がどこでもいいわけではありません。設置するにあたってのポイントを、いくつかご紹介していきましょう。

設置する場所は?

家の中で、家族が毎日お参りしやすく、落ち着いて礼拝できる場所が適しています。家族が集まりやすいリビングや居間などでもよいでしょう。仏壇の高さは、座ってお参りするとき、本尊の位置が目より少し上になるように安置することがポイントです。立ってお参りするときは、本尊が胸よりも少し上くらいの位置になるように安置しましょう。

設置する方位は?

仏壇の向きに関してですが、どの方角を向いて拝むのか・仏壇自体をどの方角に向けるのかの解釈で「〇向きに設置する」事が真反対の意味になってしまうため、あくまでこちらでは「仏壇の向きをどこに向けるか」という解釈でご紹介していきます。

昔から仏壇の向きには諸説ありますが、北向きを避けるのが一般的です。仏壇を南に向ける「南面北座説」、宗派の総本山に向ける「本山中心説」、極楽浄土があるとされている東向きに設置する「西方浄土説」など、宗派によって分かれたりもしますので、気になる方はぜひご自身の宗派を調べることをお勧めします。

ふさわしくない場所は?

トイレと背中合わせになる場所や、人がよく出入りする扉の上などはあまり好ましくありません。
また、直射日光や湿気、冷暖房の風は仏壇を傷めるので、直射日光が当たらない、湿気の少ないところで、冷暖房の風が直接あたらない場所がよいでしょう。

神棚と同じ部屋に置くことは構いませんが、地域によっては、仏壇と神棚が向かい合わせになる設置の仕方はよろしくないという地域もあるので気をつけましょう。

まとめ

ここまで、仏壇を設置する意味や設置場所、ふさわしくない場所などをご紹介しました。

亡くなった親族との対話の場や、心の拠り所としても意味を持つ仏壇。最近では仏壇をスペースの問題で持たない家庭も増えているとのことですが、供養の意味も含め、ぜひ無理のないよう設置したいですよね。

敷島住宅では、自由設計で対応が可能です。ぜひお気軽にご相談くださいね。

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