キッチンの種類とは？３つのタイプのメリット・デメリットを解説！

※本記事は、2018年5月15日時点の情報になります。

こんにちは。敷島住宅のインテリアコーディネーターです。

キッチンの使いやすさは、コンロやシンクなどの配置やキッチンスタイルが大きく左右されます。作業効率やリビングにいる家族とのコミュニケーションを考えると、どのようなキッチンを選べばいいか悩みますよね。I型やL型キッチンの他にも、違ったスタイルのキッチンがあります。

今回は、3つのキッチンスタイル「アイランド」「ペニンシュラ」「セパレート」についてご紹介します。

1 アイランドキッチン
- 1.1 メリット
- 1.2 デメリット
2 ペニンシュラキッチン
- 2.1 メリット
- 2.2 デメリット
3 セパレートキッチン（Ⅱ型キッチン）
- 3.1 メリット
- 3.2 デメリット
4 まとめ

アイランドキッチン

知っている方が多いと思いますが、アイランドキッチンはその名の通り、キッチンと壁とが接する部分がなく、島のように独立して配置されているキッチンのことを指します。

メリット

キッチンの中で最も開放感があります。視線を遮るものがなく、オープンなキッチンなので、コミュニケーションを取りながら調理することができます。壁がないため、どちらからでもキッチンに入ることができます。料理をダイニングに自由に運ぶことができますし、後片付けもしやすいです。

デメリット

広い場所が必要になるということです。アイランドキッチンは広い場所を必要とします。リビングやダイニングとの大きさのバランスが悪くなるかもしれません。また、オープンであるため、匂いや汚れがリビングやダイニングに広がる可能性もあります。遮るものがないため、キッチンを片付けておかないとキッチン汚れがリビングから目立ちやすいです。

ペニンシュラキッチン

アイランドキッチンの特徴を持ちつつ、工夫されたキッチンです。ペニンシュラとは、半島を意味する言葉で、アイランド（キッチン）の左右どちらかの壁が面していて、対面式の半島のようなキッチンであるためこう呼ばれます。

メリット

アイランドキッチンはかなりの広さを必要としますが、ペニンシュラキッチンは片方を壁につけるので、間取りの制約が少ないです。開放感や作業スペースを広く持ちつつ、オープンなキッチンにすることができます。

デメリット

アイランドキッチンよりは開放感と機動性は落ちます。アイランドキッチン同様、視線を遮るものがないため、キッチン周りが散らかっていると目につきやすいというデメリットがあります。

セパレートキッチン（Ⅱ型キッチン）

一般的な横ひとつづきのキッチンとは異なり、2つのカウンターに分かれているものです。

メリット

2つのカウンターは、プラン次第で自由に設計できます。例えば、シンクとコンロをそれぞれ独立して設置すれば、作業にゆとりのあるスペースを確保できます。キッチンスペースは広い方がいいという方にオススメのタイプです。作業する場所が広ければ、効率が上がるだけでなく、複数人で調理するのにも向いていると言えます。子どもにお手伝いさせたり、家族や友だちとホームパーティーの準備をしたりするには使いやすいですね。

デメリット

料理中の動作が横移動ではないため、慣れるまで時間がかかる場合があります。特に、コンロの反対側で作業していると火加減が見にくいので、ふとした隙に「鍋が噴きこぼれてしまった…」ということも起こりうるかもしれません。また、コンロとシンクを対面で設置する際は、洗った野菜などを移動するときに通路を挟むので、水や汚れが通路に落ちやすく足元が汚れやすくなります。

そして、アイランドキッチンほどではありませんが、カウンターを2つ設ける分、相応のスペースが必要となる点にも注意してください。

まとめ

今回は、3つのキッチンスタイルの特徴についてご紹介しました。よく聞くI型やL型キッチンとは違った良さを発見できたのではないでしょうか。当社の分譲住宅でも、タカラスタンダードやLIXIL、クリナップなどさまざまなメーカーのキッチンから選択可能です。ただキッチンのレイアウトは場合によりオプション対応になったり、間取りに応じて対応できることとできないことがありますが、是非一度ご購入時にご相談くださいね。

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