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ジメジメ湿気をなくしたい!新築の湿気対策 クローゼット編
こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。
これからの季節は夏に向かって気温が上がるとともに、だんだんと湿気も増えてジメジメしてきます。そんな空気を肌で感じる梅雨時は不快に感じる日もありますが、問題は気分だけではありません。家の中の湿気やニオイ、そして湿気が出てくると避けられないカビやダニ。
カビやダニが繁殖しやすいのは、水まわりやクローゼットなどの収納場所。
今回は、クローゼットに関する湿気対策をご紹介していきますので、湿気対策を十分に施し、収納も気分も爽快に過ごしましょう!
クローゼットや押入れの除湿対策
それでは、設計で出来る住む前の対策と、少しの手間で出来る住んでからの対策の両方をご紹介していきます!
換気経路に入れ、水回りとは区画する
まずは、設計で出来る対策を紹介します。
もっとも重要なのが「クローゼットを換気経路に入れる」ことです。
そもそも、建築基準法により寝室やリビングなどの居室は、24時間機械換気をしなければならないことになっています。そのため、居室は必ず換気されるのですが、それ以外の部屋は特に希望がない限り、機械換気は設置されません。
ウォークインクローゼットなどは、空気の通り道になっていない場合もあるので、まずは空気が通る経路を確認してみましょう。
また、水蒸気の発生源である水廻りが隣接する場合は、引戸などで区画しましょう。
水廻りで発生した水蒸気が、ウォークインクローゼットなどの収納に流れて来ないように換気計画を立てましょう。
収納にゆとりを持たせ風通しをよくする
設計とは別に、日常でも対策をしていくことが大切です。クローゼットは特にスペースが空いていると無駄に思えて、ついつい詰め込んでしまいがち。服などを詰め込んだ状態ではどうしても掃除が行き届かないので、汚れが溜まりやすくなります。
ですので、まずは収納内を整理して風の通り道を作り、湿気を溜め込まないようにします。具体的には、たためる服はたたんで引き出しに入れ、吊る服を減らすなどして、服と服の間に隙間を作りましょう。少し手が入るくらいの隙間がベストです。
また、梅雨どきは特に晴れ間を見つけて風を通しましょう。週末に30分でいいので扇風機を当てたり、扉を閉めきらずに開け放しにしておくのもいいでしょう。
まとめ
今回は、クローゼットなどの収納における湿気対策をご紹介しました。
設計で出来る対策、また住んでからの行なえる対策の2つをご紹介しましたが、簡単にまとめると「風が通る道を作ってあげて」「風を通してあげる」ことがポイントです。
気温が上がり湿度が高くなっていくこれからの時期、設計と日常の両方から対策しておくと、非常に爽快に過ごすことができますよ!
- 敷島住宅設計部が執筆者です。お客様の住みやすさを考えた暮らし方提案をしています。
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