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現代風でオシャレなものまで!床の間のメリットや必要性をご紹介!
こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。
現在、少しずつ減ってきている「床の間」を皆さんご存知でしょうか?
名前は知っているけど、どの部分を指すのか…という方も少なくないと思います。
しかし床の間は、日本人が古くから大切にしてきた風情を感じられる場でもあるのです。そこで今回は、床の間についてご紹介していきます。
床の間とは?
床の間とは、旅先の旅館などでよく見るような、掛け軸や壺、生花などが飾ってある和室の少し窪んだスペースのことを指します。時期的には、五月人形などが飾られる場所でもあります。元々は奈良時代に、身分の高い貴族が座る場所を一段高くしていたことがはじまりと言われており、座する場、寝る場所という意味があります。
つまり、床の間はお客様をおもてなしする部屋であるため、現在でも床の間側が上座となり、反対側が下座となっています。
また、「永久(とこしえ)」という意味も含まれており、その家の繁栄を象徴する場所のため、和室の一番良い場所に位置しています。
床の間のメリット
現在ではそもそも和室を持たない住宅が増えてきたり、一般的な住宅において床の間の必要性や役割を感じにくくなったこともあり、昔と比べて床の間がある住宅は少なくなっています。しかし、床の間があることで、ゆとりが生まれ、この場所でしか生み出せない雰囲気や美しさを創り出してくれます。
リラックス効果がある
インテリアの世界には、「アイ・スポット」という単語があり、「視線を集める場所」という意味で使われます。例えば洋室の場合は絵画、和室の場合は床の間や掛け軸がこのアイ・スポットにあたります。絵画や生花、床の間のような窪んだスペースは人の視線を自然に集めます。このアイ・スポットをうまく計画すると、人は目のやりどころに困らず、リラックスできると言われています。
現代風でオシャレな床の間も!
昔の床の間は、照明計画されることなどはほとんどありませんでしたが、現代に取り入れるならば照明や自然光をうまく利用して、オシャレに「魅せる」床の間にするのもオススメです。床の間に照明の要素を入れることによって、格段に和室の魅力が増していきます。他にも、現代ならではのアレンジが可能です。
まとめ
ここまで、床の間とはなにか、そのメリットや現代風のアレンジの仕方についてご紹介しました。
先ほど、床の間の必要性は感じにくくなっていると言いましたが、読み終わった後だと重要な場所に思えてきませんか?
床の間は、どのような暮らしをしたいのかによって、ご家族に合った利用の仕方があります。ちょっとしたスペースを作ってあげるだけで、雰囲気もゆとりも生まれます。
弊社がご提供する分譲地では、自由設計も多くございますので、生活スタイルに合わせたゆとりある間取りなど、是非ご相談ください。
- 敷島住宅設計部が執筆者です。お客様の住みやすさを考えた暮らし方提案をしています。
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