• 断熱
2018年4月13日

人と環境にやさしい断熱

※本記事は、2018年4月13日時点の情報になります。

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

当社では、断熱性に配慮し施工の時から現場吹き付け施工を実施しています。本記事では当社の断熱対策における特徴を説明致します。

家全体をすっぽり覆う目地のない断熱層

断熱材は大きく分けて「繊維系」と「発泡プラスチック系」の2種に大別されますが、いずれも空気の層を作ることで、外気温の影響を室内に伝えにくくする機能を持っています。当社の断熱工法は、硬質ウレタンフォームを使用した現場吹付け発泡施工です。住宅性能表示性度の断熱等性能等級で最高等級4を取得しています。壁と屋根に高断熱のウレタンフォームを隙間なく吹き付けて、目地のない断熱層を作るため高い断熱性と気密性を長期間に渡って維持します。

夏涼しく冬暖かい、高断熱性能

無数の細かい連続気泡で構成された硬質ウレタンフォームの特性により、優れた断熱性能を発揮。断熱は冬の冷たい外気の影響を防ぐだけではなく、夏の暑い外気の影響も防ぐため、少しの冷暖房で快適な室内環境を作れます。つまり快適なだけでなく、光熱費を抑えられるという経済的なメリットもあります。
また、細かな連続気泡構造による優れた吸音性能で、外部の騒音や内側からの生活音の漏れを防止し、静かな住空間を実現します。

人と環境にやさしく建物の劣化を防ぐ

使用している硬質ウレタンフォームは、環境に悪影響を与えるフロンガスを一切使わず、水だけで発泡させる断熱材です。アレルギーの一因となるホルムアルデヒドも発生させない安全な素材です。高い気密性能と低い吸湿性により躯体内の結露を防止し、構造材の劣化を防ぎ建物の耐久性も高めてくれます。連続気泡構造のためガス抜けによる収縮がなく、長期間に亘って安定性能を発揮します。

断熱はヒートショック対策にも有効

入浴中の事故件数(2011年)の調査※では1月と8月で約11倍も差があり、冬にはヒートショックの危険性が高まることが数値に現れています。同調査の推計値では入浴中のヒートショック関連死は全国で年間約1万7,000人。これは同じ年の交通事故死亡者数約4,600人の4倍にのぼります。硬質ウレタンフォームの現場吹付け発泡は、家全体を断熱材ですき間なく覆うので、部屋と部屋の温度差が少なくなるので、ヒートショック対策にも有効と言えます。

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いかがでしたか、このように住宅における断熱性能は非常に重要な役割を果たしています。当社では機能面省エネのことも考え断熱性能にも配慮しています。ぜひ住宅選びの参考にしてください。

 

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