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2018年4月2日

高齢のご家族と暮らすために!考えておくべきバリアフリーとは?

こんにちは。敷島住宅のインテリアコーディネーターです。

「両親が高齢になってきたため、新しい家に引っ越して一緒に住もう」と考えている方も多いのではないでしょうか。総務省が2015年に行った人口動態調査によると、1年間で家庭内の転倒・転落が原因で死亡した方の数は2,634人だそうです。このような事故が起きないためにも、高齢の方と一緒に住むだけではなく「バリアフリー」を取り入れることが大切です。

そこで今回は、高齢の方のためのバリアフリーについてご紹介します。こちらを参考に、家族全員が安心して暮らせる家づくりを意識してみてください。

 

バリアフリーの種類

 

その1 アプローチにスロープ

玄関部分に段差があると、高齢の方にとっては家から出るのも一苦労です。車いすを利用している人であれば、尚更不便を感じることでしょう。そこで、段差のないスロープのアプローチにすれば、車いすでもスムーズに利用できるようになるのです。また、高齢の方だけではなくベビーカーの利用も簡単になるので、お母さん世代の方でも快適に外出できることでしょう。

注意点としては、雨や雪の日は滑りやすくなるので、必ず手すりをつけるよう対策をしてください。

 

その2 トイレに手すり

高齢の方が普段の生活に不便を感じるようになるのは、足腰が弱っているからです。高齢の方にとって、「座って立つ」の2つの動作をしなくてはならないトイレは、住宅内の障害になるかもしれません。そこで、トイレにもバリアフリーを導入しましょう。

手すりをつけたり、便器前のスペースを車いすでも入れる広さにしたりと工夫をすることで、高齢の方でも快適に使えるトイレ空間になるのではないでしょうか。

 

その3 廊下にセンサー付きライト

高齢になるにつれ、視力が衰えてしまうことがあります。夜の真っ暗の中、電気のスイッチが見つけられず、仕方なく暗やみの中トイレに向かうことも考えられます。しかし、転倒の恐れもあり大変危険です。そこで、人が近づくと自動センサーで反応するライトを廊下に設置することで、消灯後でも安心して移動できることでしょう。

 

その4 ドアを引き戸に

開き戸タイプのドアは、開けるときに後ろに少し移動しなければなりません。足腰が弱っている高齢者にとっては、この小さな動作でも負担になってしまうのです。そこでドアを引き戸にすることで、片手で簡単にスライドすることができます。

 

まとめ

高齢の方のためにもバリアフリーを導入した住宅づくりを心掛けましょう。今は高齢になった両親のためのバリアフリーかもしれませんが、将来は年をとっていく自分のためにもなります。快適で安全に生活できる環境を整えることはとても大切です。当社の分譲住宅でも階段手摺や、床段差ゼロなどお子様や高齢者にもやさしい仕様を取りいれています。ぜひマイホーム選びの参考にしてくださいね。

執筆者/敷島住宅のインテリアコーディネーター
執筆者/敷島住宅のインテリアコーディネーター
敷島住宅のインテリアコーディネーターが執筆者です。お客様の住まいのお手伝いをいたします。
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