以前は、賃貸マンションに住んでいたというS様ご一家。家探しの際には、娘さんがすでに幼稚園に通われていたこともあり、エリアを変えないことが条件の一つとなっていました。敷島住宅の家に出会ったときは、「新しくできた街で、景観はきれいですし、すぐ近所にはスーパーや子どもたちが遊べる公園もある。ここを逃すと後悔するというくらい運命的なものを感じ、即決しました」と当時のお気持ちをお話されるご主人。
家を建てるにあたり、ご夫婦がテーマに揚げていたのは、和風テイスト。リビングは、木目調の家具が置かれ、しっとりと落ち着いた和モダンな雰囲気に。空間が広く感じられるように、天井の一部は高天井となっています。高い位置に取り付けられた窓からは、たっぷり陽光が差し込み、陽だまりのように暖かな空間を演出してくれます。窓にはブラインドタイプのカーテンを採用し、すっきりとした印象に。空間により広がりが感じられます。

ご主人が特に気に入っているのは玄関周り。京町屋を思わせるような格子や、紅葉が植えられた風情漂う小さな坪庭は、「ついつい外からじっと眺めてしまいます」というくらい、ご主人お気に入りの仕上がり。また、玄関を入ってすぐの空間は、部屋の中が見えないように、廊下をL字型にしてあり、しっかりとプライベートが守られるレイアウトにしてあります。お子様が2階にある自分の部屋に行く際は、「必ず親と顔を合わせられるよう、階段の位置を廊下ではなく、リビングの中に作りました」と、家づくりへのこだわりは随所に。

2階へ上がったところにある寝室は、麻のような素材感のある壁紙に包まれ、窓際には木製ブラインド、天井には一部バンブー柄を取り入れるなど、雰囲気はまるでアジアのリゾートホテルです。

みんなでワイワイと集まるのが好きだというお二人。新しい家になってから、近所の友人を招いて食事を楽しむ機会も増えたそうです。「広々とした対面式のキッチンなら、私たちもゲストと一緒に楽しめますし、将来は娘と一緒にキッチンに立つのが夢なんです」と嬉しそうな奥様。新しい暮らし、新しい住まいを満喫されている様子がしっかりと伝わってきました。